離婚調停開始から和解にたどり着くまで~

こんにちは、りいままです。

今回は、離婚調停が始まってから和解に至るまでのことを綴りたいと思います。
弁護士とともに進めてきた離婚協議が思うように進まず、私たちは「調停」という次のステップへ進むことになりました。


初めての家庭裁判所へ

初めて家庭裁判所に行った日。
その張りつめた空気と、静けさに包まれた建物の中で、私は深く緊張していたのを覚えています。

離婚調停は、原則として元夫と直接顔を合わせることはありません。
別々の待合室で待機し、調停委員が交互に私たちの言い分を聞いていく形式でした。

感情をぶつけ合わなくて済むぶん、冷静に進められると思っていましたが、実際は違いました。
調停委員から元夫の発言を聞くたびに、怒りや悔しさ、虚しさが胸にこみ上げてきました。


少しずつ、でも確実に進めていく

それでも私は、毎回の調停にしっかりと向き合いました。
心が折れそうなときも、支えになってくれたのは、常に寄り添ってくれた私の弁護士さんでした。

事前に作成した離婚協議書をもとに、
・慰謝料
・親権と養育費
・面会交流の条件
・財産分与(住宅ローンの問題)
など、項目ごとに丁寧に主張を整理して、調停の場でしっかり伝えていきました。

調停は月に1回ほど。
一度で話がまとまることはなく、少し進んでは戻り、の繰り返し。
心が折れそうになる日もありましたが、子どもたちのため、そして自分の人生のために、前を向いて進み続けました。


和解という区切り

そして、調停を始めてからおよそ1年。
ようやく話し合いがまとまり、調停証書という形で和解が成立しました。

内容は、私と弁護士で作成していた離婚協議書に近いもので、
・慰謝料
・子どもの親権
・養育費の支払い方法
・面会交流の頻度
すべてにおいて私の希望がしっかりと反映された形になりました。

印鑑を押した瞬間、「やっと終わった」と思いました。
けれど、同時に「本当に終わってしまったんだ」という寂しさも押し寄せてきて、複雑な気持ちに包まれました。


苦しかったけど、大切な時間

この1年間は、本当に苦しくて長い時間でした。
けれど、私は逃げませんでした。
ちゃんと現実に向き合い、自分と子どもたちを守るために、必要な手続きを一つひとつ乗り越えてきました。

不倫の裏切りによる傷だけではなく、その後の話し合いや対応の中で、元夫という人間の本質も見えた気がします。
同時に、私は「誰かに頼らなくても自分を守れる強さ」を手に入れることができました。


次回予告

離婚調停が終わり、ようやく元夫との関係に一つの区切りがつきました。
でも、これですべてが終わったわけではありませんでした。
私の中にはまだ、どうしても消化できない「想い」が残っていました。

そう、不倫相手の女性に対する気持ちです。

家庭を壊し、私や子どもたちの人生を踏みにじった責任。
そのけじめをつけるため、私は 不倫相手の女性に対して慰謝料請求の裁判を起こす決意をしました。

次回は、不倫女との裁判が始まった経緯とその実態について、お話ししていこうと思います。

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