こんにちは りいままです。
夫の不倫が発覚し、別居という形で物理的な距離を取ったあとも、心が解放される日はありませんでした。
むしろ——
距離を置いたはずの彼らは、
あからさまに、私の目に届く形で関係を誇示してきたのです。
匂わせ投稿が止まらなかったSNS
別居後も、不倫相手の女性はSNSに「誰か」と旅行に行ったことをほのめかす投稿を頻繁にしていました。
その「誰か」が誰なのかなんて、見るまでもなくわかってしまう。
職場では夫とおそろいのApple Watchのバンドをつけ、
同僚から首元にキスマークをつけて現れたと聞かされた日もありました。
まるで「見せつける」ように。
まるで「勝ち誇る」ように。
そんな姿を見るたび、私は胸が締めつけられ、
涙が止まらなくなる日もありました。
当時、私は妊娠中。
お腹の子のことを考えると、ストレスや不安は絶対に良くないと分かっていても、
「誰の子どもを妊娠しているのか?」と、自分の存在が揺らいでしまうほど、心はボロボロでした。
弁護士に相談、そして内容証明の送付へ
そんな日々の中でも、私は少しずつ行動を起こしていきました。
感情で動いてしまいそうな時こそ、第三者の冷静な視点が必要だと感じ、
再度弁護士に相談。
そして、 不倫相手の女性と夫それぞれに、内容証明を送付しました。
- 不貞行為の証拠
- 慰謝料請求の意思
- 今後の関わりについての法的主張
これは、私の「終わらせる覚悟」を、正式に形にしたものです。
反応の違い——女は弁護士を立て、夫は呆然
送付後、反応は対照的でした。
不倫相手の女性はすぐに弁護士を立て、
友人関係であると主張してきた。
一方の夫は——
送られてきた内容証明を前に、 呆然としていたようです。
弁護士を立てることもせず、
結果的に、私の弁護士と 直接交渉が始まることになりました。
あの日々は、今思い出しても胸が苦しくなります。
妊娠中の心と体で、不倫という現実と向き合うことは、本当に苦しかった。
でも私は、泣きながらでも、一歩ずつ進みました。
子どもを守るため、自分を守るために、弁護士に相談し、法的に行動する決断をしました。
内容証明を送ったあの日、私は“終わり”ではなく、“始まり”に立っていたのだと思います。
今、この経験をこうして書けるようになったこと。
それ自体が、私にとっての小さな「勝利」なのかもしれません。
もし、あなたが今、同じような痛みの中にいるのなら——
どうか、自分の心を一番に守ってあげてください。
あなたは、ひとりじゃない。
私は、心からそう伝えたいです。
次回は、そこから始まった交渉と、私の中での“本当の闘い”について書いていきます。
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